学校でもミナは可愛かった。いつも賑やかで友達も多かった。
男友達も多くて俺はしょっちゅうふくれてた、独り占めしたいのに、なんて。
授業中もちらちら見る見る(笑)俺はコッソリやってるつもりなのに実はみんなに凄いバレてて恥ずかしくてやめた。
ミナが階段の上を歩いてるときはスカートの中見えないかななんて常に期待してたし、部活のユニフォーム着てるときはブラチラをいつも狙った、バレてたら恐いけど。
ミナはスリムでちょこっとある胸も可愛かった。俺の欲はどうしようもなく膨れるばかり。
いつもの公園に二人でいる。俺たちは芝生の上に座って心地よい風に頬をくすぐられ、なんかほのぼのって感じ。
『なんかほのぼのー…』
『ねー♪』
何か幸せだった…んだけどやっぱり頭の中はキース!!
俺はもじもじしながら長い草をいじる。ひたすら草をいじり続ける。
…駄目だー!!
でも何か風の音だけの静かな場面、しかも草だけいじる………なんかよく分からんけど……
『無』になる。
なんか口からポロっと滑ったみたいに言った。
『キスせん…?』