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甘い蜜?

 2006-08-06投稿
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「きゃ───っ!!!近藤先輩、素敵───っ!!!!」

5時間目の学年合同体育の授業で1、2年の女子は3年1組の近藤加威に目を奪われていた。
「ねぇ〜、千菜も近藤先輩見ようよ〜♪」
南美は千菜にいった。
「嫌だよ〜!!!あたしぁの先輩嫌いだもん!!!」
「なんでぇ!?あんなにかっこいいのに………」

加威はスポーツ万能、ルックスよし、秀才、と完璧な程にいい男だった。

「……あの自分がかっこいいと思ってるのが嫌なんだよね。」

千菜がボソッと言ったのを加威は陰で聞いていた。



その日の放課後、千菜は忘れ物をして教室に取りに行った。

「えっと…歴史、歴史……あったぁ!!さて帰……」

必要な教科書を持って帰ろうとしたらドアの所に近藤加威がいた。

「初めましてこんにちは♪」

いきなり自己紹介をすると加威は千菜の胸を両手でつかんできた。

「いやっ………ちょ……っ!!」

「あんた、俺の事嫌いなんだろ?ムカつくな。2年の分際で俺に喧嘩うってんの?」

「な…に言って……あっ…!!」

加威はさっきより強く千菜の胸を揉んだ。

「や…めてっ…ん……!!」
「あれ〜?俺の事嫌いなのに感じてきちゃった?」

千菜は口を手で押さえ声が漏れないようにする。

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