私はメールしながら、ちょっと背徳感を覚えた…夫以外の男性と、秘密のメール…しかも、息子と同い年の若い男の子…
まだ昼の2時…裕紀は学校から帰って、いつものように部屋にこもってる。もうしばらくメールできそう。
『ボク…甘えたい…』『あら早速?』
『ダメですか?』
『…(笑)どうしましょう…』
私はキッチンで、雑誌を開いたまま、ほとんど読まずに、携帯に熱中している。
『今お母さんと一緒なの?…』
『…はい…そこにいます。』
『私をお母さんだと思って話しかけてみる?』
『…なんか…恥ずかしいな(笑)』
『(笑)私まで恥ずかしいわ。でも、甘えたいんでしょう?』
『はい…ただ、どうしたらいいか…』
『思った通りを言ってごらん…』
『思った通りじゃ…ちょっとエッチになるかも…』
やっぱりなあ…
『…いいよ…本人に言えないんだから…』
彼は母親にどんな事を…私はドキドキしてる…どんな言葉が飛び出すか…
『母さん…』
『なあに?』
『後ろから…抱き締めたい…』
『そのつもりで…続けて…』私は彼の緊張をほぐすためハートを付けた。
でも、これが挑発になったみたい…
『母さん…胸に…触りたい…』
どうしよ…