もうチョッとだったのにぃ…暗い室内で俺はベッドに仰向けで寝転がっていた。兄貴が帰ってきた事でキスが出来なかった。ご馳走を目の前にお預け状態されている犬の気分。
明かりが点いた後、兄貴と彼女は俺の前でキスをしてイチャイチャしていた。見せ付けられてムカついた…兄貴に対して。何でだよぉ、何で兄貴ばっかオイシイ思いをしてんだよ!俺だって兄貴に負けない位『純子』が大好きなのに、こんなの不公平だよ…マジ。
モヤモヤした状態で寝る事は出来ない。外に出て気分転換をしようと思った。着替えて静かに部屋を出る…兄貴と彼女が居る部屋に視線を向けると、部屋のドアが少し開いている感じがする…俺は足音を立てずに近寄った。
兄貴と彼女の話し声が聞こえる…もしや…俺は部屋を覗く事にした。
「恥ずかしがらないで…恥ずかしい事をしてないんだよ?」
「だって…」
「純子さん、まだ恥ずかしがっているよ。エッチは二人でするんだし、楽しまないと」
「そうだけど…」
「もっと、積極的になって欲しいなぁ。純子さんが淫乱になってくれないと楽しめないよ。欲求不満になりそうだ」
「誠志郎さん…」
「ま、徐々に淫乱になってくれればいいかな♪」
俺の予想通り、兄貴と彼女はエッチの最中…酒が入っているのに、兄貴強いよなぁ…俺なら、酒入ってエッチは無理。兄貴のそういう部分に俺は勝てない。
俺が部屋を覗いているのを気が付かない状態で、兄貴と彼女は愛のあるエッチを続行している。彼女の喘ぎ声…スゲーエロ声だぁ。AV何か比じゃないよ…俺のチンコが硬くなってきた。兄貴は彼女を悶絶させている…スゲーマジで。
兄貴と彼女のエッチを覗き見していて、俺は我慢できなくなって部屋に戻った。兄貴の部屋は薄暗かったけど、二人がエッチをしている姿は判った。彼女の裸は兄貴の背中で見れなかったが、色々と体位を変えてエッチをしている姿は判った。
俺は部屋で彼女とエッチをしている所を想像して自慰をした…AVとか見て自慰はしたけど頻繁じゃない。出すなら相手がいて気持ちよく出した方がいい。でも…自慰をしても満足出来なかった。頭から彼女のエロ声が離れない…甘くて、可愛くて、スゲーエロ声。エッチの最中にあんなエロ声で名前を呼ばれた一気にイッちゃうよ、本当。