どのくらい時間が経ったのかはわからないが、私ははっとして、体を起こした。イスでしばらく寝てしまったらしい。体のあちこちが痛く、オナニーの影響だろうか、全身がダルいような気がする。
…イっちゃった…
そう思ったら急に恥ずかしくなって、扇風機の設定を中から強にする。
「…それにしても」
あんな大きなモノを受け入れられるんだろうか。私の指二本とオカズの動画でイってしまうくらいのカラダなのに、あんな大きなモノを入れたらその瞬間にびくんっとして、イってしまうんじゃないだろうか。
そんな私を見て、真幸は引かないだろうか。セックス経験ありそうだし、…いやいや、でも。
…考えたらなんだか真幸とのセックスが不安になってきた。シャワー浴びて少し頭を冷やそう。
そう思った私は、部屋選びで最後までこだわったセパレートのシャワー室の扉をあけた。
シャワー中に、さっき中に入れていた指を見つめた。私の中はあんなに熱いのか。少しツンとした匂いがしてくる。そういえば動画の中に少女のアソコを舐めている男がいた。…真幸にあんなことされたらどうしよう…。
ドキドキもするけど、不安な気もしてきた。
結局、冷やそうとした頭は沸騰したままで、私はシャワー室から出た。
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