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alice*love 最終話

 2006-08-12投稿
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部屋は怖い程に静かで,喘ぎ声が妙に響く。外で子供が騒いでいる声が微かに聞こえる。

「ぁん…ふ…ぁッ…!」

「…痛いか」

「へい…き…ぁッ…はぁ…」

声にならない喘ぎが荒い息となって出る。

「…入れたい」

真坂が指を抜いて言った。

「はぁッ…はぁ…ぇ…?」

びっくりした。普段はあたしが求めるまで自分からはアピールしない真坂が, 入れたい ??

「な…良い?」

「…うん」

あたしが答えると,真坂は青いジーンズと下着を脱いで自身を露にした。既に大きくなり,一定のリズムで脈打っている。

「ねぇ…今日は中に出して…?」

「わかった」

今日は安全日だから。

「ッ…はぁ…」

「ぁッ…ん…おっきい…」

あたしのソコは,ゆっくりと真坂のモノを飲み込んでいった。

「ッ…動くよ」

「ぅ…んッ…」

真坂が腰を動かす。ズッズッ..とモノを抜き差しし,あたしの奥の方が突かれる。思考が侵される。熱い。

「はぁッ…ぁん…はぁ…」

「…ッ」

「ッぁ…もぅ…むり…」

「ん…ッ」

更に激しく突き上げ,真坂はあたしを絶頂に導いてくれる。

「ぁッ…ぁん…ぁぁッはぁッ!!」

同時に果てた。真坂の精子があたしの中にドクドクと注がれる。

「……愛してる」

2回浅いキスをした。

{朝起きると真坂は消えていた。それだけじゃない,ソファーもテレビも全部無い。部屋には裸のあたしとベッドだけ。一人ぼっちのあたしは泣いている。}

というような,寂しく虚しい夢を見た。いつの間にか寝ていたらしい。

「せんせぇ…??」

「どうした…?怖い夢でも見たか??」

現実のあたしは真坂の暖かい腕の中に居た。

「うん…ねぇ,好き」

真坂はニコ,と笑っておはようのキスをしてくれた。



もう悲観するのはやめよう。あなたが側に居てくれれば生きていけるから。




幸せだよ。

--おしまい--





★あとがき

最後まで読んで下さった方,本当にありがとうございました。まだまだ未熟な文章ですが,感想など頂けると嬉しいです(^_^;)


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