叫ぼうとしたが、なかなか勇気が出ない。周りを見回してみても、みんな寝てしまっている。
あたしが困惑している間に、男の手はエスカレートしてきた。あたしのスカートの中に手を入れ、パンツの線をなぞる。
「………ッ!!!」
不覚にも、あたしは少し感じてしまった。
「やめ……」
男の指が、パンツの上からあたしのアソコを触り始めた。時々クリが刺激される。
「あ…ちょ…ッ」
どうしよ。濡れてきちゃった。痴漢されてるのに。
男もあたしの興奮に気づいたみたい。パンツの隙間から、指をすべりこませ、直接触ってきた。
クチュクチュ…、クッ…
「んんんッ…」
あたしは、もう抵抗する気がなくなってしまった。男の指が、プックリ膨らんだクリをこする。パンツがぐっしょりしているのが自分でもわかる。
どうしよ…。
こんな事されてるのに…気持ち…イイよ…
あたしは必死に、口を抑えて声を我慢した。
ふいに、男が触るのをやめた。
席を立って、トイレの方へ向かって行ってしまった。
まって…
もっと…触って…!
あたしも席を立って、男を追った。