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夢の続き 1(BL注意)

 2006-08-14投稿
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『ぁ…はぁ…っ』

何処に触れても感じる躰に夢中になっていた。
己が組み敷いている躰は女のものではなく間違い無く男のもの。
幼い頃から知っている筈の声は、初めて聴く熱を孕んだ艶っぽい声音へと変化して、吐息混じりに啼き続ける。
半開きになっている唇を己のそれで塞ぎ、舌を絡め取った。

『ん…んンっ…ふ…』

紅潮した頬を両手で挟み思うがまま口腔をむさぼり解放すれば、互いの唾液が銀糸となって唇と唇を繋ぐ。

弟の様に可愛がっていた。

『ゆ…佑兄ぃ…』

そしていつの間にか、


劣情を抱いていた。

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