ｽﾞﾝｯ ｽﾞﾝｯ ｽﾞﾝｯ
優を討ち続け、一際激しく侵入したあと、肉棒を抜いた。
ﾄﾞﾋﾟｭッ
俺の白濁とした液は、優の制服に飛び出した。優はぐったりとしている。体中をべとべとにし、制服をぐちゃぐちゃにし、乱れに乱れていた。
俺は自分のが収まってきて初めて、その場を見渡し、乱雑なその状況を見て愕然とした。
後悔がゆっくりと、だが大きな波のように、背後から押し寄せ、俺を無力にしていった。
「んっ」
優はのそのそと体を起こす。俺は慌てて体を支える。優はほほ笑み、腕を巻き付けてくる。
「大好き」
「？」
思わず、優を見る。優しい目をしていた。
「私はナオしかいらない」「優」
やりきれない思いだけが残った。
結局、その晩、優は泊まった。ｼｬﾜｰを浴びせ、俺のTｼｬﾂを着せ、ﾍﾞｯﾄﾞに寝かせた。
俺は実家に電話を入れ、優が泊まること、制服が汚れていたのでｸﾘｰﾆﾝｸﾞに出したと伝えた。自然を振る舞うと、本当に平然と話せ、余計に胸を締め付けた。
ﾍﾞｯﾄﾞに近づくと、寝呆けながらも優は両腕を広げ、俺に抱きついてきた。
二人、一緒にﾍﾞｯﾄﾞで寝た。機動しつづけていたPCの音が闇を満たしていた。
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