もし、彼女が少し遅れてイッた場合…俺は完全に彼女の中で射精したのは間違いなかった。それ位彼女の中の締め付けは強くて、俺のチンコは持たないのだ。
「アァ、純子ぉ…」
俺は彼女の中からチンコを抜いて抱き付いたまま射精をした。身体が少しダルイ…100Mを全力疾走した感覚と似ている。彼女はグッタリして、肌は少し汗ばんでいる…表情は何か艶っぽくて恍惚している感じがした。
射精を終えて彼女の身体から離れる。彼女のお腹に付いた精液をティッシュで拭い取り、俺はチンコと彼女のアソコをティッシュで拭った。
使用済みのティッシュをゴミ箱に捨てる…彼女に腕枕をして抱き寄せた。彼女は俺の胸に手を置いて甘えてくる…可愛い、彼女が凄く愛しくて愛しくて心が一杯になった。
「気持ちヨカッタよ…マジで」
「拓哉…」
「純子、お願いがあるんだけどイイかな?」
「何?」
「俺とエッチしている時は俺だけを愛して欲しい…兄貴の事は忘れて欲しいんだ…」
「…」
彼女は黙っている…答えられないと思う。彼女は兄貴の女で彼女だし、それも兄貴の婚約者だ。俺が彼女に手を出した事は只で済まない事は判る。兄貴はこの過ちを許す事は出来ないと思う。もし、彼女と兄貴の結婚が白紙になった場合、兄貴には悪いが俺は彼女と結婚する。誰が反対しても、親から勘当されても、親戚から詰られてもだ。
世界中を敵に回しても彼女を守りたいと思う。初めて、こんな気持ちになった。兄貴は彼女の何処に惚れたんだろうと時々思ったけど、兄貴が彼女に惚れたのが何となく判った。結婚を考えたのも…。
「純子、俺遊びじゃないよ…俺は純子が大切だし、性欲の捌け口とか思っていないから…ずっと、純子が欲しくて我慢していたんだ。だから…」
彼女の顔が近付く…俺は言いたい事を全部言えずに唇を塞がれ、彼女の柔らかい唇の感触は俺の思考を奪ってしまう。
「何も言わないで…拓哉」
惚れている女からの甘い甘いキス…俺の心と身体は彼女が欲しくて欲情した。