俺は膨らみの頂上にある突起を、勢い良く指で弾いた。
「んあぁっ!」
今までの声とはまた、一段上がったような声を聞いて、ぷちり、と俺の中で何か平静を保つモノが解れるように感じた。
「あぁ……!…いっ…んっ!はぁあ…!!…」
指をどう動かしたかさえも覚えられないほど、俺は夢中に、その性感帯を刺激していった。
ビクビクっと暴れる怜香の四肢を押さえつけながら、時に指で、そして――
…ウソ…っ…ダメっ……胸だけでイっちゃいそう…!
乳首を責められて、私はもう、何が何だか分からない位感じてしまっていた。
下着の下も、その証拠に、汗なんじゃないかと疑うくらいぐっしょりで、熱く疼いている。
勝手にカラダを弓なりに反らせてしまう。触れられる度に、躯全体がその喜びに耐えられない。
と、唐突に左胸の突起も、何かに刺激を加えられる。
「や!?…っんぁっ!!」びくんっ
驚きと、急に与えられた快感で、カラダが跳ね上がる。指よりも熱く、それは這い回る。それが舌だと分かるまで大して時間は要らなかった。
…気持ち…良すぎだよ…っ…!
「んっ…ひゃぁっ!…あっ!ん…!」
ぺろぺろと舐められる快楽と、吸われるとカラダから意識だけがふわりと飛ぶような感覚と、口の中で転がされたときのえもいわれぬ熱と……指では感じ得ない自分が、真幸にどんどん引き出されていく。