私ゎ一生君だけを愛し続けます…
例えそれが許されない恋だとしても…
チャラララ〜♪チャララ〜ラララ〜♪
携帯の着信音がなる。私ゎ急いで通話ボタンを押した。
優しくて明るい声が聞こえてくる。
「もっしも〜しレィちゃん?元気〜?」
「元気だよん♪」
電話の相手ゎ1つ下の弟だ。着信音を個別指定にしているのですぐにわかる。
この音がなる度に仕事で疲れた私の体ゎ癒されていく。
「今日ゎどうしたの?」
私ゎニコニコしながら弟に話し掛ける。
ウチでゎ昔から姉弟で呼び合ったことゎない。ふたりっ子だったので姉弟と言うよりゎ一番近くに居る友達みたいなものだった。
弟の名前ゎ『聖夜』と言う。誕生日が12月24日だからだ。
聖夜ゎ無邪気に言った。
「んん〜?ただレィちゃんの声が聞きたかっただけだょ(^-^*)」
グハッ……Σ( ̄□ ̄)!!
(かっかっかっ…可愛すぎ!!!)
思わず顔が赤くなる。
「聖夜あんた超可愛い!!」
私が言うと聖夜ゎ照れたように笑った。
「えへへ♪俺レィちゃん大好きぃ(*^^*)」
ふぁあぁあぁ…(ノ∀`*)
(たまらんvV)
「私も聖夜だぁいすきょvv」
「やったね☆(≧▽≦)/」
「ふふふ(^-^*)」
別に変な意味なんてない。家族を愛して何がいけない?
私も聖夜も独り暮らしをしている。私ゎ仕事で聖夜ゎ高校の関係で中々家にゎ帰れない。
だから余計と家族の繋がりを求めて居た。
私達姉弟ゎ小さい頃から仲が良かったため、遠くに居るのが寂しかった。
毎日一緒だったから…。
「…それじゃ今日ゎもう寝るね」
「うん☆おやすみ」
一時間程喋って電話を切った。
私ゎ正直この瞬間が大嫌いだ。一瞬にして何も聞こえなくなるから…。
(はぁ…)
「お風呂でも入るか…」
私ゎ立ち上がりバスルームへ向かった。
その間も聖夜の「大好き」と言う言葉が離れなかった。
さっきまで声が聞こえていた携帯の画面にゎ独り暮らしをする前に撮った写メが映って居る。
急に寂しくなり私ゎ画面を見たまま服を脱ぎ始めた。
シャツのボタンを外す。
私ゎ下着姿になった。
するとなぜだか急に恥ずかしくなり心臓の鼓動が速くなる。
(何?この気持ち…)