家へ帰っためぐみは、沙織の事で頭がいっぱいだった。
(…明日からどうしよ…やっぱ見ちゃったって言わない方が良いよね。でもいつか告白とかされても困るなぁ…)
など色々考えながら、カレーを口に運ぶ。
ご飯を食べ終わり、めぐみは部屋でゴロゴロしていた。
「……あ…」
めぐみは、パンツの中に手を入れ、自分が濡れてる事に気がついた。
「…なんかしたくなって来たなぁ…。あたしォナニーなんかやった事無いし…。…慶太んとこ行くか!」
そうつぶやくと、
【慶太】と表示されたアドレスへ、
[めぐデス?慶太ぁ?今暇?なんか会ぃたくなってさぁ…?今カラ会ぃに行ってもイイ??]
と送った。
慶太とは、めぐみの彼氏の坂下慶太の事だ。
美形で、優しくて男らしい理想の彼氏だ。
お互い愛し合っている。
「ちっと…急すぎたかな…。慶太今日バイトだったカモι」
だって…沙織のあんなトコ見ちゃったらさぁ…
めぐみは少し恥ずかしくなって来て、クッションに顔をうずめた。
ピピピピッ♪
3分後、返信が来た。
[いーよ。今日バイト休みんなったし。。でもめぐみから会いたがるなんて珍しくない?]
返信。
[ありがと?ん…なんかねぇ…ちょっと色々ぁってさぁ?]
[そっか。ん…じゃあ待ってるからな。鍵開けとくで]
[うん?ぁりがとね?じゃあ今から行くね?バィバィッ?]
携帯をパタンと閉じ、軽く化粧をするとめぐみは部屋を出た。
「お母さーんチョット出かけてイイ?」
『良いけど…門限は12時だかんね!!』
「はいはい♪ぢゃ、いってきま〜す」
ガチャッ。
『ん…あ、めぐだ。いらっしゃいませ』
「何よぉ(笑)ソレ!本当に慶太は…大好き☆」
家につくなり、めぐみは慶太に抱き付いた。
めぐみは、おっとりしていて天然だが優しくて逞しい慶太が大好きだった。
『どした?めぐ』
慶太は優しくめぐみの髪を撫でた。
「なんか…そ…そのさ。チョットなんか…」
焦れったいめぐみに、慶太は頬を膨らました。
『…なんだよ(怒)早く言えっての!』
「ん…んん。だから…エッチしたぃかも」
真っ赤になりながらめぐみが言うと、慶太は突然めぐみを押し倒し、激しくキスをした。
「ん…んんっ。は…ぁッ……慶…太ぁ…」
『いくらでもしてやるよ…めぐみ…大好きだ』
「ん…ぅ…ん。あたしも…あッ!…大好き…」