[PR]
i-mobile

電車で…?

リンゴ  2006-08-20投稿
閲覧数[49879] 良い投票[8] 悪い投票[0]

しばらく力が入らなかった夕陽を、痴漢はずっと抱きかかえ、降りる駅に着くと、人混みに紛れていなくなっていた。

『痴漢…嫌だったのに……すっごい気持ちよかった……あの人…私を知ってた?…同じ学校…の…人?』

小声で呟いた。

その日、夕陽は少し遅刻したが学校に行き、あの痴漢を探した。

しかし、見付からなかった。

夕陽は、不思議と、痴漢されたという意識はなく、ただ彼に会いたかった。話をしたかった。

その日、委員会で帰りが遅くなった夕陽は、社会人の帰宅ラッシュの混雑した電車に乗っていた。

今朝の事を思い出し、動きにくい車内で、痴漢の男を探していた。

結局見付からずに、電車を乗り換え、人のいないボックス席に座り、夕陽はうとうととし始めた。

数分後、向かいの席に誰かが座った気配がした。

珍しいな…。

夕陽は、眠い頭でそう思っただけで、他にも空いてるのになぜここに座るのか…などの違和感も感じずにまた眠りにつこうとしていた。

すると、今度は自分の隣に人が座る気配を感じた。

さすがに、かばんなどが邪魔にならないよう姿勢を直そうと目をあけると、隣には今朝の痴漢が座っていた。

驚いて声が出てしまった。

しかし、人の少ないこの電車で、夕陽が乗っている車両は夕陽たちだけだった。

男は、夕陽の耳元で呟いた。

『さっき、誰を探してたの?』

言い終わると首筋にキスをしてきて、夕陽はおもわず感じてしまった。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 リンゴ 」の官能小説

もっと見る

痴漢の新着官能小説

もっと見る

[PR]
i-mobile
オススメ広告


▲ページトップ