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メル友母子編33

ザクロ  2006-08-23投稿
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裕紀はコーヒーを飲みながら、私の胸ばかり見ている。私は胸元に手を添えて、向こうの席の家族をチラと見た。 会話に夢中…こちらを見てはいない…
メールが…
『気になる?』
いいえ…首を振った。
『…おっきい…』
(ばか)
裕紀と私の足首が触れた…
私は、また向こうの席に目をやった。
『気になるんだ…』
そりゃそうよ…私達は周知の母子なんだから…そう振る舞わなくちゃ…
裕紀はそれでも私に足首をすり寄せる。テーブルの下は向こうから見えないけど…
『触りたい…』裕紀は私の胸をまじまじと見つめてる…
『…谷間が気になる…』
(こら…)
『さっきの人も、ちらちら見てたよ…』
急にタンクトップが恥ずかしくなった。裕紀は視線が熱くなった…
『ゆうべの母さん…すごかった…』
な、何よ急に…
頭にゆうべののことが…裕紀の足の動きがなまめかしい…足首からふくらはぎに…小さなテーブルなので膝まで…
『開いて…』
(…いやよ…)
隣りのカップルが席を立った…
回りの席には誰もいなくなったようだ。
裕紀は床に物を落としたフリをした…
私に目で合図して、テーブルの下に頭を入れた…

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