まさか、痴漢のアソコを握って証拠にするわけにもいかないし。
躊躇していると、彼がまたきいてくる。
『大丈夫?』
彼は、本を下げ、少し首を傾けた。真っすぐに私を見据える。綺麗な目。私は彼に釘づけになる。
痴漢のモノは、私のお尻にあたりながら、ぐんぐん硬くなっていく。これが人間の身体の一部とは思えない程だ。
『嫌じゃないの?』
嫌だけど。だけど。。。
彼は眉をひそめる。
『気持ちいいの?』
「まさか!」
叫びそうになる。思いっきり否定したくて、肩に力が入る。
それを「感じている」と思った痴漢は、手をスカートの中につっこんできた。
「あっ!」
遮ろうとするより早く、奴の指が私の秘部に触れる。嫌だ!気持ち悪い!
なのに、私のそこは濡れていた。
はぁ はぁ
奴の息が耳元にかかる。吐き気がする。
『どうなの?いいの?』
彼の目が私を攻める。
「んっ!」
吐息が漏れる。やめて!見ないで!
『感じているんだね?』
違うの!イヤなの!逃げ出したい。
それなのに、私の下の口からは蜜が満ちてくる。
痴漢は、自分のモノをむきだし、私の下着にこすりつけながら、両手で私の胸を揉み始めた。