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元カレ。?

Haruka  2006-08-25投稿
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『晴奈〜早く早く!行こ〜ょぉ』
「待ちってぇ…サヤってば…!」



私は、相川晴奈。高一。いたって普通の高校生だけど、実はチョットだけモテる。
身長が164?で、体重49?とスタイルもなか?だし、顔も結構いい方で、よく告白される事があった。



『晴奈ぁ?何何?なんかあったの?不機嫌ぢゃん』
友達の、石田サヤが顔を覗き込ませた。


「ん…2組のさ、竹村海斗に告られてさぁー。顔は微妙だけど、彼氏欲しかったし…どぅしよっかなぁ…」

その頃は、なんとなくで付き合ったりしていたので、本当に好きで付き合った事は無かった。



『ふぅーん……あたしなら絶対ヤダ!あたしは白馬の王子様を待ってるから♪』

サヤは、私と全く正反対だった。
サヤは、彼氏とイチャつきたいらしく、キザな台詞を言われるのも好きなんだとか。


一方私は、キザな台詞などを言われるとドン引きするタイプで、サッパリと付き合いたぃのだ。






『付き合ってみれば良いじゃん?せっかくだし、ブサイクって訳じゃないぢゃん?』

少し考え込んでいると、サヤがある男の名を呼んだ。


『あ〜っ。高野くんだぁ!来て来てっ』
「あっ…祐也」
「晴奈だ。…何?なんか俺に用事?」


高野祐也は、同じクラスで仲の良い男友達だった。
驚く程の天然で、よくドジをしている。


「それとも石田が俺に話あんの?」
『あっ…いやいや!晴奈がねぇ、相談があって。』
「晴奈が?」
「ちょっ…サヤ!余計な事話すなっ!」


そんな抵抗も虚しく、サヤは私をのけ、祐也に向かってじっくりと語り始めていた。




『―ってゆう訳!不純よねぇ…好きでもない男と!付き合うなんて!竹村君カワイソ〜』
「まだ決めてないってば!だから悩んでるっつうのに…」

「………」
『ん?あぁれ?高野君ッ?高野くーん!!』
「…あっ?……悪い。なんかボ〜っとして…」
『いやぁ〜良いよぉ。それでこそ高野君だからね(笑)で、晴奈どうすれば良いかなぁ』


「………付き合っても良いと思う。嫌いじゃないんだったら…」

その時、なんだか悩んでいた事が心の中から、カタンと外れたような気がした。

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