両親が交通事故で死んだ。
俺はあんな奴ら死んで正解だと思う。
子供が怪我をしても病院にすら連れていかなかった奴らだ。
生れ付き体の弱い妹の看病を俺がしている横を通っても見もしなかった。
両親が死んで内心喜んだ。
そしてあの日常が戻ってきた。
電気を消して一時間ぐらいたったと思う。
隣で寝ている妹の寝息が聞こえる。
「・・・ねぇ、おにいちゃんもう寝ちゃった・・・?」
「いや、まだ寝てないけど」
もう寝たと思ったが寝ていなかった。
「あのね、私・・・・・・」
モゾモゾと妹が布団の中で動いている。
「何時ものやつだろ、遠慮してないでとっとと来い」
「うん」
先程の声とは一変していた。
モゾモゾと妹が俺の布団に潜り込んできた。
胸の所で妹が小さく呼吸をしている姿がとても可愛く見える。
「それじゃいくぞ・・・」
断って俺は妹のパジャマのボタンを外しそして手を入れた。
柔らかい膨らみに手が触れた。
その柔らかい膨らみを優しく揉んだ。
「・・・んっ・・・」
妹はそんな甘い声を出した。