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ハツカレ39

ヨウスケ  2006-08-28投稿
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はぁはぁっと息を整えていると、真幸は私の耳元で
「し・か・え・しっ」と意地悪く、しかも絶対楽しんでると感じられる声のトーンで囁いた。
…もぉ…なんだかなぁ…
急に脱力した気がする。しかもお互い裸で何やってるんだか、と自分でも呆れて、思わず笑ってしまう。
でも元気になってくれて良かった。やっと笑ってくれた…。
真幸の笑顔は、ほっとさせてくれる。私の痛みを洗い流してくれる、そんな笑顔。
…。
私は真幸の正面に正座し直した。だってこの言葉…ちゃんと言いたかったんだから。できるかどうか分からないけど…。ちょっと怖いし。
そんな考えが表情にでてたのだろうか。真幸は笑うのを止めて、「どした?」と顔をのぞき込んできた。その顔は、さっきの笑いの余韻か、無邪気そうな感じを受ける。
…。
ぁあ!!もぅっ!!私いっちゃえっ!!!

「…真幸…その……
…舐めてもイイ…?」
「…」
「…」
「…どこを?」
私の表情を見てか、みるみる内に意地悪な真幸が顔を覗かせる。その擬態語はしかし、卑劣さを感じさせない…『ニヤリ』がちょうどいい。
…ドコヲ…って…そりゃ、ソコしかないでしょ〜…。
「えと………ぁの………」と、はっきりしない言葉を返しても、真幸はまだニヤリとしている。

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