『触らなくても十分ぢゃん?』
言われなくても、わかっている。私のそこは、既にぐちゃぐちゃで、トロトロで獲物を前にお預けをくらっている野性動物の唾液のように、滴り落ちて太ももさえ汚している。
「次は〜榴ケ岡〜!」
車内アナウンスに押されるように言う。
「お願い。触って!」
『どうしても?』
うん、と頷く。
意を得たりといった表情で彼が笑う。
私は、恥ずかしくて、もどかしくて、彼の勃起したそれを撫で上げる。
『仕方ない子』
彼の手がゆっくりとスカートをめくりあげ、侵入してくる。それだけで、私の蜜はさらに溢れだし、耐えられない。
クチュ
彼の指が私のところに到達して、いじってくる。
「つっ!!」
予想以上の快感に体が仰け反る。
彼はそっと指を抜き、私の口元にもってくる。
『舐めてみる?』
食べかけのソフトクリームを勧めるように差し出された指に夢中でしゃぶりつく
『かーわいいっ♪』
自分の垂らしたものでも、彼から差し出されたものは何でも飲み込んでしまいたかった。逆に、私が与えられるものならすべて渡したかった。
彼は私の首筋に食い付き、舐め回していく。
食べて!もっと私を食べつくして!