そう言って申し訳なさそうに姉の友達は帰って行きました。
酒は好きな方の姉ですが、こんな様子は初めてでした。
多分、いつもより遅くまで遊べることで、そうとうテンション上がったんだと思います。
(俺)「お姉ちゃん大丈夫!?」
(姉)「う〜ん・・・」
明らかに大丈夫じゃない様子で、歩くのさえ出来なそう。
(俺)「お姉ちゃん部屋まで行ける?」
(姉)「ユキ(姉の友達)・・・もうここでいいよ・・・」
誰が隣にいるかも分からない位だし、こんな所で寝かすわけにも行かないので、姉を支えながら、何とか部屋まで連れて行きました。
ベットに姉を横にし、外着のままでは良くないと思い、
(俺)「お姉ちゃん着替えなくていの?」「ねえ!」
(姉)「う〜ん、着替えるよ・・・」
そう言って姉は上着を脱ぎかけましたが、途中で手が止まりました。
(俺)「お姉ちゃん!?」
(姉)「・・・」
呼びかけても、体を揺すっても全然反応せず、寝息だけが聞こえてきました。
自分は仕方なく姉の上着だけどもと思い脱がせたところで、今の状況にハッとしました。