ふと前カレの事を思い出したのでしたためてみます。
彼は10歳年上で結婚まで考えていた人だった。遠距離になって自然消滅になってしまったが。その彼は見た目の落ち着きとは裏腹にセックスになると普通にSになって私を抱いた。私はそれまでSとかMに分類されるようなセックスはまるでしたことがなく、彼の変貌には正直驚いた。
キスをし始めると舌が深すぎるほど絡み、果てには私の唇を変色するほど吸い上げたり噛みついたりした。彼とのセックスの後は唇がぼろぼろになる程。でも私はそこに束縛からくる快感を覚えた気がする。
ある時は私の乳房に激しく吸いつきながら両手で背中からお尻まで指や爪を食い込ませたこともある。当然背中はすぐにみみず腫れになる。そこに柑橘系の飲料で潤した唇を這わした。Mな方は是非試してみられるといい。かなり痛い。血がにじむくらい傷つけられた皮膚に刺すように滲みる。けれど唇のとてつもない柔らかさに頭がくらくらした記憶がある。
こんな流れで身体がつながる時には、手首をベルトできつく縛り上げ激しく腰を打ちつけながら私の首を大きな手の平で押さえつける。もちろん呼吸は十分できる範囲で。自分の身体は彼の所要物になったみたいに…
でも私は相当感じました。