「バイト先で知り合った1こ下の子だって…」「えぇ〜、だってリナたち結構長かったじゃんね。そんな簡単に心変わりしちゃうもんなのかな?」あたしがそう言うと、リナはとうとう泣き出してしまった。「あたしだって何がなんだか分からないよ…うまくいってなかったわけじゃないし…昨日、本当に突然電話で言われたんだから」「あっ、そんなつもりじゃ…ゴメン…」あたしは慌てて謝った。「ううん、いいの」「でも…あたしが男だったらこんな時こうしてあげられるんだけどね」あたしはリナの髪をなでて、肩を抱くフリをした。「あははっ、でも嬉しい。ありがと」