水道の音が響く。
キュッ キュッ キュッ
先生を押し退け、流し台に立ち蛇口を締める。
静まりかえる密室。
張り詰めたような空気が伝わる。
欲望の対象は、先生。
「それなら、私が帰るわ」
先生は身をひるがえし、ただ一つ残された出口、準備室へと通じるドアへ進む。
カチッ!
先回りした私が、その扉を閉ざす。
「なんのつもり?」
先生が整った顔立ちを崩さずに言う。綺麗。
「わからないんですか?」その体をめちゃくちゃにしてたいんです!先生を見返す。
「俺たち、先生に、欲情しちゃった♪」
そっと、先生の背後に回っていた崇が、先生の両手首を掴み、引っ張った。
ビクンッ!
先生の体が反れ、私の目前に豊満な胸の膨らみが突き出された。
「どうですか?」
私は、右手の人差し指で、その膨らみを押した。
私が食い込ませると、弾力ではずむ。
私は、先生の突起の部分に狙いを定めて、指で押した。
「ャッ!」
聞き逃す程、小さな声だが先生から反応がある。
崇を見る。
ニヤッと崇が笑う。目で合図する。
「私たち付き合っているから、ツボが一緒なんです」崇は、先生の首筋につたっていた汗を舐めあげて言う
「ヤっていい?」