「何をしたいの?」
あくまで、諭すつもりの先生。私は先生の顎を持ち上げてキスをする。
「先生を気持ち良くさせたいんです」
舌を入れようとしても、その口は断固として侵入を許さない。
崇は、食い入るように私たちを見ている。
「友里ってこういうキャラだったっけ?」
崇は、先生を固定したまま私にキスを求める。私は、舌を出して崇の舌にからめ激しく吸い付いてキスをした。
チュッ チュパッ チュチュ
音が出るように、舐め回しからみあうキスをして、ゆっくりと唇を離した。
先生は不潔なモノを見るような目付きで、私たちを拒絶している。
「私は邪魔でしょう?」
「わかんないかなぁ?先生がメインじゃん」
崇がなおもキスを求めてきたのを制し、開きかけていた先生の唇にむさぼりついた。
本当に、どうして私はこんなに先生がいいんだろ?
先生の唇は生暖かくて、優しくて、可憐で、最高にいやらしかった。
自分の侵入を記すように、先生の口内に唾液をいれていく。
「んっ!くぅ」
私は先生を強引に落としていく。唇を離すと、先生の唇から唾液の糸が垂れた。先生はうつむき、眉間に皺を寄せていた。
「我慢できない」