『あ!先輩〜。』
『ごめんね〜片付けがあって。』
『いいっスよぉ〜』
…………
しまった、また沈黙が……
その時、那智が美鶴の手を握って走った。真っ赤な顔だった…。
那智の家の前まで来た。
『今日……誰もいないから…』
那智が確かめるように言った。
『う…うん…』
那智の部屋は綺麗に片付けてあった。
しばらく部屋を眺めていると、いきなり後ろから那智が抱きついてきた。
『美鶴……』
凄く優しいキスだった。
『ン……』
チュク……クチュチュ…
!!?
舌が入ってきた。
『ン…はっ…ぁ』
美鶴は、突然の出来事に戸惑いながらも那智のキスに精一杯応えた。
『美鶴……美鶴…』
手が震えていた。
美鶴はそれが可愛く思えて、那智のズボンのベルトを外しチャックを下ろした。
!?
『せッ先輩!!?』