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カテキョ 4

 2006-01-04投稿
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ゆっくりと唇を離し見つめ合う二人。そして薫が口をひらく。

「してもいい?」

「えっ!!やっ…何をっ…?!」

「えっち」

「!!!」

「だめかな」

顔を真っ赤にして、わたわたしている深雪。深雪の目を真っ直ぐに見つめる薫。その瞳に負け、おれる深雪。

「…やさしくしてね?」

うつむき加減で薫を見ながらぽつりと言う深雪。

「どーだろ(笑)」

いたずらっぽくそう言う薫。そして深雪を抱きしめ、そのまま抱きかかえる。子供を抱っこするような形で抱きかかえられ、ベッドにおろされる深雪。

「せんせい…」

「名前で呼べよ」

「えぇっ!!」

「なんだよ、嫌なのかよ」

「だって…」

「ほれ。「薫」って」

「「薫」…」

「「先生」っつったら、ものすごい事するからな」

「…うぃ」

ものすごい事ってどんなことだろう?ちょっとソレも良いかな、とか思う深雪なのでした。

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