キ‐ンコ‐ンカ‐ンコ‐ン 『ぁ…もぅ放課後… かける君にお礼いわなくちゃ…』 かける君は私の彼氏。かける君は私が幼い頃から好きだった人。中学入ってゃっと彼氏という、かける君を手に入れた。彼氏のかける君に拓ちゃんからぁんなことされたっていえんし… 『…よし。帰ろ』 ガララ… もう…どうしたらいいんゃ… カ゛チャ
『ただいまぁ』 って言っても誰もいないんだよね… お兄ちゃんはバイト…お母さんは仕事…お父さんは…仕事。だから夜8時まで家には誰もいない。
『…はぁ…』 あ…かける君にメールせなあかん…
ピッピピピ… 送信っと… 私はかける君からの返信がくるまでにあることをしていた。今日、拓ちゃんからやられた ア・ソ・コ… そっとなでてみる…トロトロ…さわるだけで感じちゃうなんて…恥ずかし… ピロリン♪ かける君からだ…ッ ピッ… 【ゆうな、お礼はいいよ。なんたって、俺たち付き合ってるンだから それより…体大丈夫なんか 】
ぁ…私…かける君に心配かけていたんだ…やっぱメールだけじゃ気持ちが伝わらない… ガタン! …バタン。
―ピンポン
『はい…』 ガチャ
『ハアッハァッ…かける君…』
『ゆ…っゆうな!おま…っ熱あるんじゃ…ッこんな寒い日に―ちょっとまって…』
やば…フラフラしてきた…
『熱なんか―ないって―』
ドサッ
私はかける君に抱き付くようにかける君の背中に倒れこんだ。
『ゆ…ゆうな!?』