二人の「行為」は、始まりから約一年後、僕が7歳・一年生、沙弥華が6歳になった時に大きく発展した。
ある夏の夜中のこと。トイレに目を覚ました僕は、部屋に戻る途中、両親の心室から明かりが見えた。近付くと、テレビの音も会話の声も聞こえない。「電灯をつけたままで寝ているのか?」と不思議に思い、ドアの隙間からそおっと中を覗いた。
目した中の光景は、あまりにも刺激的だった。母が父の上に乗り、お互いがアソコを舐め合っていた。それを見た僕は、心の片隅に罪悪感を覚えて、静かに自室へ戻った。
次の日学校から帰った僕は、沙弥華と「行為」の最中に、昨夜の事が頭から離れず、彼女にこう言った。
『沙弥ちゃん、大人は裸でちんちんを舐め合うんだよ。だから、僕達もしよう。』
この時も沙弥華は一瞬躊躇ったが、嫌とは言うはずなかった。そして、二人の性行為はシックスナインから始まった。始めて舐めた沙弥華のワレメはしょっぱい味だった。
『お兄ちゃん…おしっこしたくなっちゃう』
沙弥華はそう言いながら、僕のを舐めた。同時に、始めて性器を舐められて僕は、尿意に似た様な快感を覚えた。
『お兄ちゃん、ちんちんが大きくなったよ。』
沙弥華がそう言うと、おしっこを漏らしたような違和感を感じた。
結局、怖くなったのでそれっきり舐め合う事はしなかったが、僕はちんちんが勃つと気持ち良いという性に目覚めるのだった。