翌日
噂は学校中に広まりいつもより騒がしかった
(あ-あ。まためんどくさいなあ)
「おはよ♪愛川さん」
声をかけたのはトモミだった。
「!!!…お、はよ。」
(…変なやつ〜)
ブブブ
さちの携帯だ
メールのようだ
カチャ
『屋上でサボんない?!!
ヒロキ』
最初に声かけてきたチャラそうなグループの中心のヒロキからだ。こげ茶の今時の長めの髪型で、背も高くモテるヒロキは、美人のさちのことを狙ってるようだ。
『い〜よ。タバコ付き合ってね♪ さち』
「送信っと。」
(暇だしな、女共うるさいし、サボるか・・・)
さちは屋上へと向かった
ガチャ
「あ〜♪さッちゃんだ!!オレも今来たとこなんよ♪♪」
さちはスイッチを切り替えたように笑顔になった。
「マヂだ♪♪ちょうどさちもサボりたかったトコ♪♪」
二人はタバコに火をつけ座り話始めた。
地元の話やいろいろな話をし、時間は過ぎていった。
「さッちゃんはさ〜彼氏いんの?」「え?いないよ♪♪」「そ〜なんだあ!!好きな人トカわ?」
(ヒロキのことからかってみるか)「ん〜♪♪気になる人なら出来たかも〜♪」
「マヂ?だれだれ?」
「言わない♪恥ずかしいからッ」
「可愛いな、さッちゃんは♪まぢ知りたいんだけど〜」
ヒロキは調子にのりはじめさちの腰に手を回した
(やべ、コイツ調子のりはじめたわ・・・)
キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン
「!!・・・ぢゃ次の授業は出ようかな♪行くね♪」
さちは立ち上がった。
グイッ
ドスンッ
「いたッ!!ヒロキ力強いから...」(なにコイツもしかして・・・)
「ごめんごめん♪あと1時間サボんね?」
ヒロキはさちの太股に手を置く。(やっぱり...まあいっか。顔いいし。いいカラダしてるし。1回ヤらしても...)
「い-よ♪♪つかさち屋上寒いんだけど-・・・」