「おいッやめろよ!!」
「何まだなんか文句あんの?」
さちは脱ぎ続ける
グイッ
あきらはさちの腕をつかんだ
「いッてえな!!何すんの?」
「だからオレはてめえなんかのカラダ興味ねえし、彼女いるからそうゆうの困るわけだよ。つかちょっとからかっただけだし。何ムキになってんの?ガ〜キ」
あきらは真顔で言った。
ばッ
「離して!!もう話かけんぢゃねえよ!!は-げ!!」
バタン!!
さちは勢いよく屋上のドアを閉め、階段を降りていった。
(なんなわけ?!アイツ覚えてろよ)
さちは教室に戻った。
教室はまたさちの話題でもちきりになる。
「可愛い〜愛川さん♪」「アイツヤリマンらしいよ」「中2で妊娠した事あるって噂だよ」「態度デかいよね」
ある事ない事噂が出回っていたが、さちは気にもとめない。
放課後
「愛川さん!!」
トモミが話かけてきた。
「またアンタ?」
「相変わらず愛川さんも毒舌だねえ〜(笑)つか一緒に帰んない?」「ご勝手に〜」
「ありがと♪♪」
ザワザワ
「なにトモミ愛川さんと帰ってるよ?」「あの子も懲りないね〜」「ど-ゆ-関係なの?アイツら」
ざわつく廊下
「つか愛川狙いの男のおこぼれ狙いぢゃね?」
カチン
イライラしてたさちはその言葉を吐いた女子の前で立ち止まった。
「なんつッた今?」
「愛川さん!!...帰ろ?」
「は?さちは今コイツにはなしてんの。」
「い-から!!」
トモミはさちの腕をひっぱり学校の隣の公園に連れだした。