２人はベンチに座り、さちはタバコを吸っていた。
「ありがとね」トモミが言った。「は？なんで」
「さっきあたしの悪口言った人に怒ってくれたぢゃん」
「...ああ。何かイライラしてたから。別にアンタのためぢゃないよ。」「愛川さんは本当は優しいんだよ。自分できずいてないけど。」「つか...どうでもいいけど愛川さんって何かウザいからやめてくれない？さちでいいよ」
「本当に？ありがと!!!さち..かあ。なんか呼びづらいな(笑)」
「なら呼ばないで..アンタがなんか言うといつもめんどくさい事になんだから..」
「ははｯ♪ごめんねえ迷惑かけちゃって(笑)さ〜ち♪」
「...プｯ気持わるｯ(笑)変な奴だね高橋さんって」
「あ!!笑った!!つかあたしもトモミでいいから!!」
「はいはい。トモミね。」
こんな会話を２人は夕方までバカみたいに続けた。
この時からさちはトモミには徐々に心を開いていくのだった。
翌日からさちとトモミは少しずつだが一緒にいることが多くなった。
何日かたったある日、さちは悪い仲間達と繁華街でつるんでいた。喧嘩の強く顔の広いタクミと悪仲間のミヅキと盛り上げ役のナオキだ。
「何さち最近ちゃんと学校行ってんの？」「まあね〜噂とかウザいけどねえ〜」「まあさちは頭いいかんな。高校行ってないオレらと違ってさ。」「さちすげえな!!」「やめてよ..前科あるお陰で入れたのもしょせんバカ校だから」
するといきなり繁華街から叫び声が聞こえた
「てめえふざけんな!!」
「人の女に手え出してんぢゃねえよ」「は？どうゆうことだし!!」「うるせえバックレんな!!」
スゴい殴りあいのようだ。
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