さちはコンビニで消毒液などを買うとあきらをつれてカラオケに入った。
「ああ疲れた〜やっと座れるわ!」「お前すげえな〜顔パスぢゃん。アイツ前の彼氏とか?」
あきらは何事もなかったように笑顔で話をきりだす。
「まあね〜だてに遊んでませんよ?ユウキとは1回遊んだだけだけど。まああたし可愛いからチヤホヤしてヤりたいだけよ。つか消毒すっから動かないでね」
さちは手当てを始める。
「いってえ!!マヂ痛いから!!」
「うるさいなあ。ばい菌入るだろが、こんなヒドイ怪我ぢゃ...」
「は〜い...」
「つかさあ..何したの?あんた」「...彼女が浮気してた。ってゆうかオレが浮気相手みたいな?アホだよな〜女ってこえ〜(笑)」
あきらは悲しそうな目をしながら笑って答えた。
「そんなもんだよ..ここらへんの女は..」
さちは精一杯のフォロ-をした。
「珍しくやっさしいぢゃん。この前の愛川さんとは全然ちげえぢゃん」「この前は...あんたがしつこいから。イケなくてイライラしてたし。つか愛川さんはやめて。余計気持ち悪い。さちでい-よ」 「さちね。さち♪オレもあきらでいいカラ。」「...うん。はい手当て終わったよ。」
「おっ、ありがと。ぢゃ帰るか。」「え?ヤってかないの?」
あきらは咳き込んだ。
「ヤらねえよ!!なんだそれ(笑)お前今までどんなヤツと付き合ってきたんだよ」「なんだ。ずいぶん傷ついてるみたいだからヤらしてやろうと思ったのに..」「...そうゆう優しさいらないから(笑)帰るぞ〜」
2人はカラオケを出た。
(あきらって変なやつ〜。タクミやナオキなんてあたしがヤろって言ったらすぐヤるのに...)
ブンブンブン
「さち!!乗ってく?」
あきらはバイクにまたがっていた。
「いいわ。家近いし。」
「そ♪ぢゃあな〜」
そういってあきらは帰っていった。さちはなぜか胸がキュンとしてさみしくなった。