その瞬間、僕の理性のタガが外れた。
僕は仰向けの状態から静かにメグの方へ身体を向け、片手で頬に触れた。
「ふにゃぁ…んぐ…」
うっすらとにこやかな顔になるメグ。幸せな夢でも見ているのだろうか。
僕の手は意志とは関係なく下へと下りる。
白く柔らかい首筋を掠め、パジャマのボタンに指をかけ、一つずつ丁寧に外す。
段々とあらわになるメグの胸。
まだ未発達なその平らな肌はカーテンの隙間から入り込む月明かりに照らされてひどく妖艶な青白さを放っている。