トモミが去ってから部屋はしんとした
「・・・なんか、ごめんね〜。あきらにこんな見苦しいとこ見せて(笑)今まで散々ヤりまくってたくせにレイプくらいでさあ〜」
さちは笑いながらあきらと目を合わせずに言った
まだ体は微妙に震えている
「つか帰っても平気だよ?トモミ大袈裟だからさあ〜・・・あ!!お茶飲んでく?今用意するわあ」
さちは立ち上がりキッチンに向かおうとする
「おまえさあ・・・」
さちは立ち止まる
「なんでツラいのに平気なフリすんの?なんでそんな自分傷つけんの?」
さちの目からはまた涙が溢れてくる
あきらはさちにそっと近づいて涙をふく
「俺バカだし、なんもできね-けど、一緒にいるくらいなら出来っから。だって俺ら友達ぢゃん?」
さちはあきらに抱きついた
「・・・バカやろ-!・・・泣かせてんぢゃねえよ!!」
あきらはふっと笑ってさちの頭を撫でた
二人はそれから夕飯を食べたり、いろんな話をしたりで、夜は更けていった
1時過ぎ
二人はベランダで一服していた
「そろそろ寝るか?」
あきらが口を開いた
「え??ヤりたいって?」
「・・・ったく。おまえそればっかだろ!!普通に寝るんだよばあか!!(笑)」
「マヂあきらって珍しいよね〜あたし誘って断わられたことないし」
「つかムード無さすぎだろ(笑)まあ俺が本気だしたらすごいけどな(笑)」
「はは!!なんかすごそうだね(笑)」
「つか寝よ-ぜ!ねみいわ!ソファ借りて寝ていい?」
さちはいきなりだまった
「お〜い(笑)」
「・・・つかベッドで寝ていいよ。」「は?!おまえは?」
「・・・てゆ-か添寝して」
あきらはふきだした
「何?さっちゃん寂しいの?(笑)」「うるさい!!とりあえず添寝しろ!!」「は〜い♪」