「きゃ-!!すご-いすごい♪♪超きれ-!!」
「いや..対した事ないッスよ(照)」
「食べよ食べよ!!ワイン飲める?」「あ、はい」
紗羅は赤ワインを取り出しグラスに注いだ。
「ぢゃ二人の出会いに..乾杯♪♪」「かんぱ-い..」
紗羅はオムライスをほおばる。
「..おいッし-♪♪♪龍也君天才!!何これ!!チーズ入ってる!!ワインに超合う♪」
そう言うと彼女はワインを一気に飲み干した。
紗羅は食事を食べおわってもワインを飲み干していく。
龍也は皿洗いをさせられていた。
「紗羅さん..ちょっと飲みすぎですよ?」
「うるは〜い!!りゅ-ちゃんは...お皿洗ってなは-い!!」
カチン
グイッ
龍也はワインを飲み干そうとしている紗羅の手を止めた。
「やめとけって...」
「何よ!!りゅ-ちゃんになにがわかんのよ!!」
紗羅大声で泣き始めた。
(おいおい...この人完全に酔ってるな..)
「何があったか知らなねえけど、話くらいなら聞きますよ?」
「...うッうッ..りゅ-ちゃん!!」
紗羅は龍也に抱きながら、彼氏に浮気されて今さっき別れてヤケクソで龍也を家に誘ったことを全て打ち明けた。
「りゅ-ちゃん..うッうッ..ごめんなさい..うッうッ」
「はいはい..わかったから..」
龍也は頭をゆっくり撫でて、彼女をなだめる。
(それにしても...さっきから胸めちゃめちゃあたってんだけど..ちょっとはだけてるし、谷間見えるし..やべ起ってきた..)
龍也は必死で自分の欲望を抑えていた。
しだいに紗羅の酔いも冷め、落ち着き始めた。
「ごめんなさい..なんか取り乱して、抱きついたりして..」
「いや..全然いいッスよ..落ち着いたなら」
そう言うと龍也は紗羅の頭をポンと叩いて立ち上がった。