翌朝…
ノックとともに…お、おばちゃん、本当に来たんだ!
「岡田君!ご希望通り起こしに来たわよ!」
「…おはようございます。」
「ほら、もう7時半よ」
「今日は学校休みです」
「またぁ…」
外はザーザー降りじゃん…
「わざわざ来てくれたのに…すみません」
僕はベッドの上でトランクス一枚。ほとんど掛け布団がはだけて、丸見えだ。
おばちゃんは、掃除の衣装なので、ゆうべと違って色気はない。でも…おばちゃんなんて、とんでもない…
「本当に休み?」
「はい」
ウソ…
「あらそうなの?…でもそろそろ起きたら?」
「朝弱いんですよ…目…覚まして下さい」
僕はちょっと甘えて、寝ぼけまなこで訴えた。おばちゃんはクスッと笑ってベッドに座る。ちらちらとパンツの方を…恥ずかしい…
「お寝坊さん」
…僕の膝に手を…
「どうやったら起きるのかしら」
膝なのに、僕はドキドキしてた。トランクスは朝一で、元々上を向いているのに、余計反応して…おばちゃんは横たわって、僕のほっぺに指先でいたずらした。
「ん…」
「起きた?」
もう少しこのまま… メガネの奥のおばちゃんの目…きれい…
「まだ眠い…」