「…若いですね…」
「やっと起きたかな?」
「ううん…ただ近くでおばちゃん見るの…初めてだから…」
おばちゃんは微笑んだ。
「恥ずかし。もう本当のおばちゃんよ」
僕の…おばちゃんの膝が乗ってる…思わずそこに力が入って…膝の圧力にあらがった。
気付いたはず…怒られると思ったのに、おばちゃんの目は、僕を見たまま…
(…君、いくつだっけ?)
「19です」
(ウチの息子と同い年だわ…)
おばちゃんはそう言うと、一段と優しい目になって僕の頭を撫でた。
おばちゃんは僕の上に乗せている脚を動かした…テントにも当然摩擦が加わる…じっと見つめたまま、僕の腰を撫でている…それから…太股の内側からお腹までを何度も撫で始めた…ああ…もう少しで…指が…触れる。触れそうで…触れない…
(目は…覚めた?)
赤ん坊に言うような優しい声…
(まだ横になってちゃ…ダメですか?)
僕はドキドキしながら、甘ったれた小声でささやいた。
(本当に…食べちゃうぞ…)
(…はい…)
おばちゃんの膝…円を描くように…僕の下半身をさする。
何度も…接触する…