雨音がうるさい…
窓の外を見て振り替えると、服を整えたおばちゃん…
「さて、仕事しなくちゃ」
「え〜」
「あと一年保つようにね。建物は手を掛けないとすぐに傷んじゃうのよ」
そう言うと、おばちゃんはさばさばとした感じで、部屋を出た。
僕は、おばちゃんとまだ一緒にいたかったのに…
することないからまた一眠り…
起きたのは昼前…天井からの音で目が覚めた(何やってるんだろ…?)
上の先輩、久しぶりにいるんだな…
ああ例のプリント…
シャー…すごい雨…
二階は屋根が近いので、雨音が一段と高い。
(あ、あ、あ、)
ん?……
扉が少しだけ空いてる…
僕は隙間からの映像に愕然とした…
(小林くぅん!あ、あ!最高!君最高よ!)
おばちゃんのスカートをまくりあげて、後ろから、ぱんぱんと腰をたたき込む小林先輩…「おばちゃん!いい?いい?」
「いい!いいわ!小林君、来て!来て!」
…………
どう言う…コト…?
二人が果てる様子を見てから、僕は部屋に戻った。
翌日…久しぶりに学校へ行くと、前にウチの寮から出て行った同級生が隣りに座った
「相変わらずあそこに住んでんの?」
「あ、ああ…」
「まだ何人かいる?」