僕は、誰が残ってるか言った。
「あのおばちゃんの好みのヤツばかりだな」「え…？」
「岡田…気をつけろよ…あのおばちゃん好き者らしいぜ。今駅前に新しいワンルームマンション建ててるだろ？あれ、あの大家が建ててるんだぜ」
「新しい？」
「ほら…あのピンクの…」
ああ！ある！確かに…「今の寮はあの大家の生けすだ。…これ先輩から聞いたんだけどさ、新しいマンション、家賃高いらしいよ、生けすでお気に入りのお客さんをキープしてるらしいぜ。」
そ、そんな…
僕は生けすの魚…？
「どのくらい高いのかな…？」
「さあ…まあ気をつけてな…じゃ」
……おばちゃん…
それから数か月、もう一人の先輩との淫行も目撃した僕は、おばちゃんに問いただすこともできないまま、時々セックスをして、飼い殺しの道をまっしぐらに進んでいた。
どうしてもやめられない…だって…
(岡田くぅん…犯して…)
「おばちゃん！」
(ああ！ステキ！好きよ、岡田君！)
おばちゃん、ステキなんだもん…やめられるわけない…
僕はおばちゃんの生けすで、甘い餌をむさぼることになりそうだ。…………(おわり)
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