「もう…気が早いんだから」
アタシが言った途端、光明くんはアタシの首を傾けてキスしてきました。アタシは自分で向きを変えて、光明くんに抱きつきながらキスに応えました。光明くんは舌を出し入れしながら、アタシの首筋を撫でてきました。アタシは感じてしまってグショグショでした。それに気づいたのか、光明くんはアタシを抱いてベッドに連れていきました。光明くんは横になったアタシの耳の裏から首筋を撫ではじめました。
「ン…ぁっ…」
「麻美は猫だね…耳の裏掻いてあげる…気持ちいい?」
アタシは光明くんが初めて名前で呼んでくれたのが嬉しくて思わず抱きつきました。