(女としての母さんを…僕は知らない……)
(……?)
(もっと…見たい)
(散々苛めて…まだ気が済まないの?)
(僕だけの母さんなのに!)
(…キイチ…?)
僕は母さんに唇を押しつけた!
じたばたと抵抗する母さん!力でねじ伏せるように夢中で唇を吸った!
人形みたいに…おとなしくなった…。
(母さん…母さん…すごく甘えたいんだ…母さん…)
僕は母さんにむしゃぶりついた!
「キイチ!母さんが悪かったわ…だから…」「母さん!母さあん」「落ち着いて…落ち着いて…」
「大好きなんだ…母さん!」
「ダメ!母さん以下になるのよ…わからないの?」
僕は母さんを見つめた…
(一度でいい…僕の前で……女になって…)
(…なんてことを…)
(…お願い…)
(マコト君と…あんたは…違うのよ…血が…繋った息子なのよ…)
(母さんが…欲しいんだ…)
(それ以上言っちゃダメ)
(母さんを……抱きたい)
(言っちゃダメったら!)
(……セックス…したい…)
母さんは耳を押さえた。
僕のものは、限界に近く、脈打っている…
(マコトなんかより…母さんを……トロトロにしてやる…)
母さんが…身震いする…