「今度やったら言い触らしてやるからね」
「……はい…」
バタン!
助かった…のかな…
パンティーはしなびてベッドの上に放置された。惨めだなあ…
姉ちゃんはかなり美人だ。結構モテるみたいだけど、なぜか彼氏はいない。ボクには怖い顔ばっかだし…
こんなでもボクだって男だし、きれいな姉ちゃんに憧れみたいなものもある。下着に、姉ちゃんの温もりが欲しかったのかも…と言うのはきれいごとかな…だって…あんなに勃起するんだから、やっぱ変態なんだろうな…
コンコン…
「カズキ」
何だろう…
無遠慮にドアが開いた。
わっ…ちょっと…カミソリ?待ってよ!
「罰ゲームよ!」
「な、何?」
姉ちゃんはボクにカミソリを渡した。
「そのスネ毛…明日までにきれいに剃って!」
え〜?ささやかなボクの男としてのアピールポイントなのに…
「きれいによ!明日は写真撮影だからね!」写真撮影…?
「ち、ちょっと…」バタン!
姉ちゃん、最近デジカメに凝ってる。