早瀬キララが現れたのは、夜中の12時…あれやこれやと欲張ってるうちに遅くなっちゃった…
彼女はニコッと笑った…。き、緊張する…なんて可愛いんだ…
「こ、こんばんは」
『こんばんは』
あれ?声がちょっと違うな…ああ、これ初期設定の声だ。ちょっとこの時間じゃ声のサンプルまで設定できないな…まあ、これでも十分いい声だし…
『ご主人様…しますか?』
ご主人様か…ちょっといただけないな…だけど、細かい事はどうでもいい!やっちゃおう!
ああ!憧れのキララちゃん!オレは襲いかかって前戯もそこそこに挿入した!
『あ!あ!あ!ご主人様』
うわ、声でかいよ、音量は?……よし再開!キララちゃあん…?
痛い…なぜだ…
あ!オレはキララを抱きながら何度も説明書を確認した。
「ラブジュース投入口…ああここだな…」
え?たったこれだけ?あ…スポーツ飲料で対応可…か…なるほど
説明書を片手に不自然なセックス。でもキララは笑ったまま。
かなり違和感のある初乗りだった。
これは、慣れるまで大分かかりそう。データ不足で、リアルなキララは無理だな…
良かったけど…疲れた…
オレはいつの間にか眠ってしまった…