(ブラコン爆発ってどういうことなんだろう…)って
聞きたくて聞きたくてどうしようか迷ってる俺に、
Hさんは、
「○○○さっきまで超暴れてたのに、○っちゃんが
迎えにくると決まったとたん大人しくなったよ(笑)」
俺は「アホな姉ちゃんでごめんね」と言うのが精一杯でした。
とりあえず紅茶を飲みながら普通に世間話しちゃってましたけど、
Hさんがいきなり「○っちゃん、最近Hした?」なんて聞いてきた
のでマジで紅茶吐いてしまいました。
「なんか心配なんだよね、○っちゃんって。悶々としてるんだったら
マジで私に言ってね。抜いてあげるから♪」
この人はこういう人なんす。
俺の姉ちゃんとは正反対の奔放な性格なんです。全くの正反対なので
逆に仲良くなっちゃったのかも知れません。そんな感じがします。
まぁ一応俺とHさんは元恋人だったわけで、もちろん
何度となくエッチしてますからそのくらいの会話は
冗談っぽくできるんですけどね。でも俺は非常に
最近悶々としているわけで…、目の前の相手が結婚を
控えている女性だとしても「抜いてくださいお願いします」
って感じでした。
実際は、姉ちゃん側で寝てるし、もしかしたら寝たフリ
してるかもしれないしってことで、俺は平静を装ってましたけどね。
Hさんはですね、姉ちゃんと小学校中学校同じクラスではなかった
んですけど、背が高い二人は整列の時とか必ず一番後ろのほうで
一緒になったらしく、話す機会が多かったそうなんです。もともと
幼なじみではあったんですけどね。
背が高いことがコンプレックスだった俺の姉ちゃん、
背が高いことに引け目も何にも感じないHさん。
もともと髪の毛が茶色っぽいのを気にしていた俺の姉ちゃん、
黒すぎるんじゃないかってほどの綺麗な黒髪だったHさん。
とにかくこの2人はですね、陰と陽みたいな感じで、
良かれ悪かれ影響を与え合っていた2人なんです。
もちろん俺の姉ちゃんは常に引っ張られ役でしたけどね。