「寒くないか…?」
(ん…ちょっと…)
オレは布団をはぐって美咲を招き入れた…
猫みたいに甘えて潜り込んでくる美咲を抱き締めてやる…
(あったかい…)
冷たい指先を軽くマッサージしてやって、頭をさすってやる…
(お前…可愛いな…)
その言葉を合図にしがみついてくる美咲…
何も言わずに…お互い服を脱ぎ始めた…
ガサゴソと布団の中で、こっそり裸になる…
オレの方が先に裸になって、美咲が最後にパンティーを脱ぐ所を待った…
覚悟を決めたような美咲…脱ぎ終わって、まっすぐにオレを見る…(大丈夫…?)
(…うん…)
抱き合った。
冷たい肌を暖めるように美咲の全身をさすってやる…
染み込むように体をすり寄せる美咲…
(あったかい…お兄ちゃん…)
きれいだ…吸い付くようにプルプルした肌…柔らかいお尻や丸い胸…ああ…これが…可愛い妹…
(今日ね…)
(ん…?)
(そのまま大丈夫な日だから…)
(ほんと?)
(うん…)
誰もいないのに、二人は布団の中でこそこそしゃべっている…
(きれいだな…美咲…)(お兄ちゃん…)
もうオレのはどうしようもないほど硬い…