詳しい日程を二人で話し合った結果、お正月の一日〜三日に来ることになった。
大晦日の夜。
菜月「あ〜緊張するねぇ…ってか私、人見知り激しいから覚悟しといてね!!」
そう…私は誰もが認める程の人見知りなのだ。
慎夜「大丈夫?俺も頑張るから!!んじゃ、明日早いからもう寝るね。おやすみ。」
電話を切った後もドキドキして寝るどころではなくなっていた。
幸い、初顔合わせには憧子も付き添いで来てくれるのが唯一の救いだった。
*翌朝*
精一杯のお洒落?をして私は待ち合わせ場所に向かった。既に慎夜と憧子は待ち合わせ場所に着いたらしい。
電車に揺られて約10分後。待ち合わせ場所に着いて辺りを見渡すと最初に憧子の姿が見えた…その隣りに男の人。
私はまともに顔も見れずにその日は終わってしまった。
*その夜*
慎夜「…予想以上だった。目も合わせてくれないなんて…」
かなりの落ち込みように謝る他なかった。
菜月「明日は二人っきりだから…頑張る!!」
固く約束を交してその日は終わった。