昼前に目覚めた。
彼氏は既に仕事へ行ってしまい部屋の中は肌寒い。
ストーブをつけ、パンティにTシャツ姿でそのままソファに座った。
――昨日の事は夢ではないなぁ↓――
かなりヘコみ気味で煙草を吸っていると
メールがきた。
佐藤さんからだ
[昨日は大丈夫だった?]私
[飲みすぎたみたいで…。私、一人で帰りました?記憶がなくて。気付いたらちゃんと家にいたんで…。佐藤さんは仕事ですか?]
佐藤
[もう仕事してるよ。昨日の事は憶えてないの?大変だったよぉ]
私
[私、何かしました?トモちゃんに迷惑かけちゃいました?途中から記憶がないんですよね]
佐藤
[帰り途中まで送ったら絡んできて大変だったよ。ところでパンティはいてた?] ――私、絡んでないけど、何か怪しい――
そう思いなからも記憶がないフリを続けた。
私
[気付いたらはいてなかったんですよね。って、何故はいてない事を?]
佐藤
[だって麻由ちゃんに誘われてさぁ、Hしたんだよね。その時くれたんだよ。本当に憶えてないの?]
――そうくるんだぁ――
私も馬鹿だった。その時に記憶がある事を告げておけば…
ただ、彼氏とはマンネリしていたから刺激が欲しかったのかもしれない。