無事、大学に入学できたので近くにｱﾊﾟｰﾄを借りた｡
学生向けの安ｱﾊﾟｰﾄでちょっと古いしあまり私の趣味じゃないけど念願の一人暮らしがかなったわけだし、わがままも言えないよね！
私はそう開き直って大学生活を楽しむことにした。
一人暮らしを始めてからしばらくしておかしな事に気付いたんだ。
人に言えないけどＨな夢をみるんだよね。
解放感とかで皆そうなるのかな？
ﾊﾟｼﾞｬﾏごしに胸や首筋や腰をなでまわされる夢が何日も続いていて、目が覚めるとなんとなく触られた感触が残ってる。
しかもその感触は段々強くなってる気がする。
部屋には誰もいないのに・・・。
恐くなって思い切って大学で仲良くなった女友達に相談したら「欲求不満なんだよ。今度ﾅﾝﾊﾟされてみる？」ってからかわれた。
そんなんじゃないのに・・・。
相談した日の晩、それはもっとはっきりとした形になった。
夢の中で私は顔はぼやけてるけどたぶん知らない男の人達に囲まれていた。
寝る時のﾊﾟｼﾞｬﾏ姿で仰向けに横たわっていて、その人達が私の胸や太ももに手を伸ばしてきた。
身動きできない私のﾊﾟｼﾞｬﾏをたくし上げてたくさんの手が露になった乳房やｳｪｽﾄをいやらしく撫でる。
耳たぶを優しく噛まれ舌先が首筋や鎖骨のあたりをつたう。
「ん・・・ぁ」
私は息が荒くなった。
左右の乳首をそれぞれ違う人の口で吸われたり舌の先で転がされたりしてる。
芯が熱くなって心臓が耳の傍にあるみたいに鼓動が激しい。
もうダメ！おかしくなりそう！
次の瞬間、目が覚めた。
「はぁ・・・はぁ・・・」
心臓はまだﾄﾞｸﾄﾞｸ激しく鳴っていて息が荒かった。
「はぁはぁ、何なのよ・・・もう」
やはりまわりには誰もいないけど声に出して気持ちを落ち着かせる。
でも落ち着いてきてから自分の異変に気付いて私は愕然とした。
ﾊﾟｼﾞｬﾏはたくし上げられて耳や乳首には唾液のような濡れた跡があった。
「・・・うそぉ！」
また鼓動が激しくなった。
今度は恐ろしさのあまり・・・。
続く
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