「ひどおぉぉ〜い!ひどすぎるわぁ〜ん!アタシとわぁ〜遊びだったのね!和雪の馬鹿ぁ!!」と、言いながら伊野先輩は、和雪のスーツの上着を素早く脱がした。その上、うすい水色のYシャツのボタンを無理矢理はずし、肌着のシャツまでたくしあげ、和雪の鎖骨に吸いついたのだった。
「伊野ぉ〜!あたしらの王子になんてことするのよ!変態がうつるでしょがあぁぁぁ〜!」
「それ以上触らないで、和雪様が腐るぅ〜!!!」
「…いいかげんに離れなさいよ…殺すわよ!!!」
……女子……と、言う生き物の頭の中には、「先輩を敬う」と言う言葉は存在しないらしい…。
呼び捨てだし…。
バイキン扱いだし…。
腐る…だし…。
…殺す…って…。
「ふっふふ〜ん。アタシのキスマーク綺麗でしょ?」と、いいながら伊野先輩はメゲもせずに和雪の露出した胸元を見せつけるように撫でまくってる。
伊野先輩も僕と同類なのか…???敵??????
「ぎゃあぁぁ〜!」女子も和雪争奪戦に加わった。
宴のボルテージは上がる。
続く